ツーリング記録 剱岳②(2日目:剱岳登頂)

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剱岳②(2日目:剱岳登頂)

2013年8月14~15日(出発は13日の夜)

2日目はAM2:30起床、外に出てみると空から星が消えていました。
天気予報では快晴のはずだったのですが・・・
槍ヶ岳に続けてまさかの2連敗になるのかと思うとかなり萎えましたよ。

とりあえず服を着て朝食の準備をしました。
この日の朝食は牛丼とウィンナー3本(ボイル)、それにコーヒー。
私が食事をとっている間にも、いくつかのPTがヘッデンをつけて剱岳へと向かっていきました。
やはり混雑を警戒しての早出なのかな。

2013年8月14~15日 剱岳_076


AM3:40出発、この時点でテン場内のテントはかなり明かりが着いていました。
やはり早目に出発して正解でしたね。

2013年8月14~15日 剱岳_077

サブザックとヘッデンを装備して山頂へ、途中いくつか小さな雪渓が残っていました。
ヘッデンをつけているとはいえ暗闇の中の雪渓越えはちょっと怖かったですね。
転んでる人もいましたし・・・

2013年8月14~15日 剱岳_078

AM4:35一服剱に到着、ここで東の空が明らんできたので日の出を待とうと思ったのですが待っている間に周囲にガスが充満し始めたのであきらめて先へと進みました。

2013年8月14~15日 剱岳_080

一服剱よりみた前剱

2013年8月14~15日 剱岳_079

一服剱を境に道が一気にガレガレの急勾配と鎖場へと変わりました。
やはり何度か「ラーク!」という叫びが聞こえてきましたね。
私も落石を起こさないように注意しながら進んでいきました。

2013年8月14~15日 剱岳_081

2013年8月14~15日 剱岳_082

AM5:21前剱に到着、ガスはいまだ晴れず、ほかの登山者の方々もガッカリしていましたよ。
なにせここに来るだけでもかなりの労力とコストがかかりますからね~。

2013年8月14~15日 剱岳_084

前剱を出て稜線上を進んでいきました。
画像だと一見、痩せ尾根に見えますが道はしっかりつくられています。
ただ迷いやすい場所があって何度か道を外れてしまいましたよ。
ほかの登山者さんが声をかけてくれたので助かりましたが^^;

2013年8月14~15日 剱岳_085

程なくして岩壁をトラバース、鎖があるので安心といえば安心ですが落ちたら終わります。
まあ、それでもこれはまだ全然マシなほうなんですけどね。

2013年8月14~15日 剱岳_086

ハイマツ帯で見かけて雷鳥さん、子連れ初めて見ましたよ。
親の雷鳥と違って子供の雷鳥がカエルのような声ではなくかわいらしい鳴き声でした。

2013年8月14~15日 剱岳_087

2013年8月14~15日 剱岳_088

2013年8月14~15日 剱岳_089

山頂へ近づくにつれ少しづつですがガスがきれはじめました。
ダメだと思っていただけに、一気にテンションも上がり足取りが軽くなりましたよ。

稜線上より見た剱岳本峰

2013年8月14~15日 剱岳_090

これもちょっとした難所だったな、鎖を頼りに岩場を下降

2013年8月14~15日 剱岳_091

鞍部より来た道を振り返るとこんな感じ、いかに急峻な場所を通ってきたかがわかります。
見る分にはカッコいいんですけどね~。

2013年8月14~15日 剱岳_092

ホッとしたのも束の間、登り最大の難所カニノタテバイにやってきました。
一応、鎖や鉄杭が埋め込まれているので普通に登れば問題ない場所です。
恐怖感はありませんでしたが登ってる最中に「落ちたら確実に終わるな~」とはやっぱり考えちゃいましたね。
ホントは無心になって上を目指さねばならないポイントなんでしょうけどね。
ここはカメラをしまって登りました。
さすがに撮ってる余裕がなかったです。

2013年8月14~15日 剱岳_093

カニノタテバイを無事に突破し、最後の取り付きへ

2013年8月14~15日 剱岳_094

AM6:40、剱岳山頂に到達
運がいいことに山頂到着と同時に周囲を覆っていたガスが晴れてくれました。
ホントによかった~。
これで槍ヶ岳とともに今年の2大目標が無事に達成できました。
もっとも槍は山頂からの景色が見れなかったのでいずれもう一度行かねばなりませんが・・・

2013年8月14~15日 剱岳_095

山頂はこんな感じ、あまり広くないです。
20人くらいでいっぱいになっちゃいますね。

2013年8月14~15日 剱岳_096

これはかつて山頂にあった祠の残骸、なんでも数年前に落雷で消失してしまったそうです。

2013年8月14~15日 剱岳_097

剱岳山頂よりの眺め

後立山連峰、逆光だけど見えないよりはいいかな

2013年8月14~15日 剱岳_098

富山方面、早月尾根が見えています。
残念ながら市街地は見えず。

2013年8月14~15日 剱岳_101

立山連峰、連なる稜線が美しかった

2013年8月14~15日 剱岳_102

AM7:15下山開始、いきなりガレた急坂を下っていきました。

2013年8月14~15日 剱岳_100

すぐに下り最大の難所カニノヨコバイへ、ここも足を踏み外したら終わりです。
個人的にはカニノタテバイよりはマシだと思いましたね。
どこでもそうですが三点支持さえしっかりしいれば問題ないです。
もっとも落石とか例外はありますがね。

2013年8月14~15日 剱岳_103

カニノヨコバイよりもこの梯子のほうが怖かったですね。
なんというか梯子って苦手、ガッチリ固定してあるのですがはずれるんじゃないかっていう感覚が常につきまといます。

2013年8月14~15日 剱岳_104

梯子をくだり岩登り、鎖をつかんで上へ

2013年8月14~15日 剱岳_105

2013年8月14~15日 剱岳_106

下山から1時間ほどたったところでようやく前剱が見えてきました。

2013年8月14~15日 剱岳_107

AM8:00前剱に到着

前剱からの眺め

一番奥が大汝山、その手前が別山、その下がテン場のある剱沢、さらにその手前の山が一服剱

2013年8月14~15日 剱岳_108

前剱から見た剱岳本峰

2013年8月14~15日 剱岳_109

10分ほど休憩した後、下山開始、ここもかなりの急坂、行きはけっこうきつかったですからね~。
下からハァハァいいながら登ってくる登山者を横目にスイスイ下山。

2013年8月14~15日 剱岳_110

この近辺で見かけた高山植物

2013年8月14~15日 剱岳_111

2013年8月14~15日 剱岳_112

鞍部にでたところで前剱を振り返る

2013年8月14~15日 剱岳_113

AM8:50一服剱に到着、下にはようやく剣山荘が見えてきました。
ここまでくればあと一息。
この山荘周辺は高山植物の宝庫らしくすごい数が咲き乱れていました。
でも個人的にはやっぱり剱岳を見ながら寝れるテン場のほうが好きかな。

2013年8月14~15日 剱岳_114

2013年8月14~15日 剱岳_115

2013年8月14~15日 剱岳_116

2013年8月14~15日 剱岳_117

2013年8月14~15日 剱岳_118

剣山荘周辺の池から見た逆さ前剱

2013年8月14~15日 剱岳_120

3つほど雪渓を抜けテン場へ

2013年8月14~15日 剱岳_121

テントへ戻る前に昨晩、テン場から見えていた池がちょっと気になっていたので寄り道してみました。
やはり予想していた通りでしたよ。
水面に映し出された剱岳と八峰キレットの美しいこと
見た瞬間に疲れがぶっとびましたよ。
これだけでもここに来た甲斐があるというものです。

逆さ剱岳

2013年8月14~15日 剱岳_122

2013年8月14~15日 剱岳_123

AM10:00テン場に帰還、ものすごい充実感に満たされましたよ。

2013年8月14~15日 剱岳_124

テン場より剱岳を振り返る

左のテントは私の寝床、画像中央の池が逆さ剱岳のポイントです。

2013年8月14~15日 剱岳_125

2013年8月14~15日 剱岳_126

撤収を終えて水を補給しAM11:10室堂に向けて下山開始。

さらば、剱岳またいつか

何度も剱岳を振り返りながら別山尾根を登っていきました。

2013年8月14~15日 剱岳_127

下山開始と同時に一気にガスってきました。
いや~、ホント早めに登頂して良かった・・・

2013年8月14~15日 剱岳_128

AM11:58、剱御前小舎に到着。
ここで軽食をとりながら少し休憩。

2013年8月14~15日 剱岳_129

PM12:20剱御前小舎を出発、ここからはひたすら下り、高山植物を見ながら降りていきました。
下りとはいえ剱岳で一戦してきた上に重装備なので地味に疲れましたよ。

2013年8月14~15日 剱岳_131

2013年8月14~15日 剱岳_132

下山道より見た雷鳥沢

2013年8月14~15日 剱岳_133

PM1:26、雷鳥沢に到着。
ここでついに雨が降り始めました。
最初はたいしたことなかったのでカッパを着ませんでしたが地獄谷が見えてきたところでバケツをひっくり返したような豪雨をくらいました・・・。
山をなめちゃダメだね^^;

2013年8月14~15日 剱岳_134

2013年8月14~15日 剱岳_135

2013年8月14~15日 剱岳_136

2013年8月14~15日 剱岳_137

PM2:25室堂駅に到着、と同時に雨があがりました。
一応ザックの中をチェックしたのですが中身は特にぬれていませんでしたよ。
Karrimorのクーガーの防水力は凄い
じゃなくて面倒くさがらずにちゃんとレインカバーつけないとダメですね^^;
ここからはトロリーバス・ケーブルカー・ロープウェイを乗り継いで扇沢へ、観光客と合流するので大混雑していましたよ。
汗だくだったので申し訳ない気分に・・・。

2013年8月14~15日 剱岳_139

PM4:54、扇沢に到着。
荷物を整理し帰路へ、安曇野にはいったあたりからポツポツと雨が降り始めました。
ここでもたいした雨じゃなかったのでカッパを着ないで走ったのですが甘かった・・・。
高速に入った途端にとんでもない豪雨、さらには前方で稲光と轟音が鳴り始めました。
特に最悪だったのが諏訪湖SA20km手前からの大渋滞、なんでもこの日は諏訪湖の花火大会が開催される予定だったそうでそれを目当てにSAに入ろうと並んでいる車によって渋滞ができていたようです。
落雷の恐怖と豪雨の中で渋滞中の高速を走るのはホントに怖かったですよ。
家に帰ってPC立ち上げたらYahoo!のトップニュースにのってたくらいのひどかったようですね。
山行自体は成功したけど、最後がいまいちでしたね。
まあ、無事に帰れたし良しとしますかね。

※後日数年ぶりに映画「剱岳 点の記」を観賞、始めてみたときは景色はすごいけどちょっと盛り上がりに欠けるなという印象を受けましたが実際に剱岳に登った後で観てみるとだいぶ感じ方が変わりますね。
今でも演出的に多少受け付けない部分もありましたが、実際目にしてきた数々の景色とリンクしていきのめりこめました。
間違いなく名作、これ撮影だけでも相当苦労しただろうな~。

総走行距離:556km

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剱岳(完)
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テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

プロフィール

K

Author:K
●バイク:BANDIT1250F
●居住地:都内某所

●バイク暦:約16年
 セピア(原付)
  ↓
 バリオス(Ⅰ型)
  ↓
 スカイウェイブ250S(CJ44A)
  ↓
 BANDIT1250F
  
●2008年8月15日 本土四端走破達成

●2008年8月31日 富士登山達成

●2009年7月18日 本州四端走破達成

●2009年12月31日 47都道府県到達

●2010年12月30日 日本四端走破達成

●2011年10月9日 日本の中心到達完了

【簡単な自己紹介】(2011年10月31日)
絶景を求めてバイク(たまに公共交通機関)で広く浅く日本各地をまわっています。
このブログはもともと、日本本土四端到達へのモチベーション維持のために始めたものですが上記の通り2008年8月15日にすでに達成しております。
なので本来的にはこのブログの役目も終わっているのですがなんとなくダラダラと続けております。
基本、面倒くさがりなので更新頻度は低いですがマイペースで続けていこうと思っております。
いつまで続くかな

【好きな都道府県】
北海道、長野県、山梨県、群馬県

【ひとこと】
ボ~(* ̄・ ̄)眠い・・・

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